日本国内産のアロマの香り(九州)
アロマテラピーは、もともとフランスのガットフォセ博士が創り出したもの。
つまり、フランスという、香水の国から輸入されてきた概念、自然療法。
では、日本ではどんなものがあるのか、、、
というと、もともと植物の種類が豊富な日本では、香りのする野草を薬として使っていた。ドクダミ、ゲンノショウコウ、ヨモギ、など。
でも、それらは香りではなくて、食して薬効を得るものだったわけです。
では、日本には香りをたのしむ文化がないのか、、、というと、
香道
という文化として、香りを燻らせて楽しむ方法がありました。
でも、香道も高貴な文化であり、流木から取れる香りを使うなどあまり一般化せず。
やはり、アロマテラピーのような、簡単な使い方がいいですし、
現代の忙しい時代にあっています、アロマテラピーという自然療法。
それでは、日本産の精油を探してみよう、、、と探し始めたら、九州にご縁ができました。
(1)大分県産 「六月八日」
林業さんが、森の豊かさを伝えたい、山と森を存続させるための本来の役割を伝えたい、という思いから生産を始めている「六月八日」ブランドの精油と、芳香蒸留水を作っている会社さんです。
主力製品は、ブレンド蒸留水「息吹」と「朝霧」。ヒノキ、スギ、クロモジのブレンドに、息吹は秘密の森の素材を加えたもの。朝霧は、そこに「ヤブニッケイ(和製シナモンの木)」の香りが加わっていますから、少し甘い匂いがします。
そしてわたしの一押しは、「ローズゼラニウム水」です。
こちらは、水が豊かな由布市の水源近くの畑で育てられた、ハーブの一種、ローズゼラニウムを蒸留してできた蒸留水です。女性的な優しいフローラルの香り、肌にやさしく、継続して使うと艶やかになっていくステキな蒸留水です。
ウェブサイト:六月八日の森
(2)佐賀県産 「KUSU」
以前、ビューティーワールドという美容製品の展示会へ参加したときに、出会った製品です。佐賀県のクスノキから香りを抽出しています。クスノキの香り成分は、防虫作用が強く、またクスノキと言え神社に多くご神木として残っていることからも、その力強さが分かると思います。そんなクスノキの良いところを、余すところなく日常使いに、引き出されているアロマ製品です。
ウェブサイト:KUSU HANDMADE – やさしい木、やさしい手、やさしい暮らし。
(3)宮崎県産 「Life Comfort」
福岡への旅へ行った時に、福岡三越で偶然、イベント販売しているところで出会いました。柑橘系中心の製品群、香りは甘すぎず優しくて、ずっと香らせても飽きない香りです。
ウェブサイト:LC宮崎
(4)鹿児島県産
こちらは開聞岳の麓にある、日本で初めてのハーブ農園です。
国内生産ですが、主には西洋種のハーブから取れる香りを生産、でも、日本の土壌で育つため、香りが海外から輸入される精油とは違って、やはり優しくほのかな香りを感じさせてくれるものです。
ウェブサイト:開聞山麓香料園 芳樟ガーデン
そのほか、長崎県産は蜂が作ってくれる天然「ミツロウ」をご紹介できそうです。
そして、熊本県産、福岡県産にまだ出会いがなくて。
様々な産業が盛んな地域なので、おそらく、製品が多すぎて出会えてないようで、
何に出会うか、楽しみなのです。
2018年の春分(占いサミットに出店)
神社やお寺で静かに一人いるときに考えます。
2018年の春分の日に、
エネルギー調整にお立ち寄りくださいませ。
アロマテラピーの使い方(不調を整える編)
時に、女性らしい不調、体が重いな~と感じるときはありませんか?
たとえば・・・
●女性特有の不調(生理痛、初期の更年期障害)
精油の中でも、花を主材料とするものは、だいたい女性ホルモンをサポートしてくれるような成分を含んでいます。やはり、花のエネルギーは女性性と関連が深いのですね。
ー ローズゼラニウム(草類のハーブの枝葉)
イライラ感、生理痛やむくみ、軽い筋肉痛や関節痛などをケアしてくれます。
個人的な使用感としては、生理痛が重めのときにキャリアオイルで希釈したもの
を20ml程用意して、1時間おきに、おなかに塗ることで痛み止め剤を服用せずに
過ごせました。
― ラベンダー
過度のストレス、緊張感や不安感、軽い偏頭痛、不眠、うつうつとした気分
を和らげる作用をする成分を含みます。
ラベンダーの花束(ドライでも生でも)を、一度、嗅いでみてください。
自然と脱力する感覚を味わうことができます。
ー クラリセージ
ちょっとした不安感や、生理痛、軽い頭痛、過度な運動量による筋肉痛など
むくみや詰まり感があるときに、体内の流れをスムーズにします。
ただし、かなり気が緩んでしまうので、オイル塗布などでの使用直後は、
車や重機の運転は避けましょう。
使用から数時間で、体外に出ていきます。
ー イランイラン
イライラ、うつ、冷え、幸福感や女性性を喜びに感じる、などの作用があります。
女性らしさ、フェロモンに近いと言われています。
また、東南アジアの文化習慣として、新婚さんをお祝いして、
寝室にイランイランの花を飾ったり、花弁を散らしたりするそうですよ。
ステキですね~♪
ー ネロリ(柑橘の花)、プチグレン(柑橘の葉)
不安感、うつ、不眠の方に優しく働きかけ、
日々連続した緊張感や、緊張から来る腹痛を和らげる作用があります。
そのほかにも、カモミール、ジャスミンも女性ホルモンにやさしく働きかけてくれて、鎮静作用のある成分も含まれていますので、好きな香りでしたら、オススメです。
ただし、全ての花の香りを混ぜてしまうと、かなり濃厚な、お花畑のような香りになりますので調合するときは2種類までですと、楽しめるかと思います。
あるいは、ローズマリーやペパーミント、スギ(杉)などと合わせると、
すっきりした香りの調合になると思います。
ハーブの香りのサポートで、こんな風に両手を広げたくなるかもしれません。
他にも、肌の不調(乾燥や脂性)や、集中力と緩和などを
テーマに書いてみますね。
また次回に、続きます。
アロマテラピーの使い方(日常編)
アロマテラピーは、精油という商品が600円~数千円と幅広く、
小さな商品なので、もしかしたらコストパフォーマンスが悪い印象があるかもしれません。
でも、あの小さな小瓶(3ml~10ml入っている)の中は、
濃縮された植物のエキスが入っています。
植物の表面や、樹脂などに含まれる「芳香成分」を、
蒸留を経て取り出すため、精油そのものは約1000~1万倍の濃度です。
ということは、一本の精油から1000倍以上に濃縮された植物エネルギーが入っているという意味です。
または、シャネルなどの香水は、1本数千円~1万円ほど。
香水の原材料は、植物の芳香成分がほとんど。(数種類、動物性の香りもあります)
さらに、1万倍といえば、一粒万倍日という吉日が知られていますね。
なんだかおめでたい気がしてきます。
そういうわけですので、一滴が高濃度のため、
日常で使用するときには、50~100倍に希釈して使用します。
主な日常使い
①重曹を香らせて(50gに5滴ほど)、キッチンやトイレのお掃除を楽しむ。
お勧めは、ペパーミント(or和ハッカ)、ユーカリ、レモン。
②無添加シャンプーに、数滴、香りを入れて入浴時間を楽しむ。
お勧めは、ゼラニウム、ラベンダー、ミント、フランキンセンス。
③アロマミスト(スプレー)をシュッと一吹き、玄関をスッキリと。
お勧めは、スギ、ヒノキ、ハッカ。殺菌作用とスッキリする匂い成分を含むもの。
たまには花の香りもいいですね。
おうちの中を香らせると、日々の暮らしが豊かになります。
というのは、香りは、感覚的な感性を呼び覚ますと言われる嗅覚に働きかけますので、
日々の暮らしの中で、スパイスのようにピピっと効いてきます。
ほのかな香りを日常に。ぜひ楽しんでみてください。
星占い→アロマ→ヒーリング②
続き。
といっても、いったん2010年より前の話に戻ります。
アロマを習ってすぐの頃(2007年ごろ)、
ヒーリングなんて”まやかし”と思っていました。
でも、キーワードとして、前世、過去世は面白そう!と、気になっていて。
というのも輪廻転生を、うっすら信じてたから。
はて、前世は何だったんだろう?という好奇心です。
星詠み師のSayaさんと、ヒプノセラピストとして経験の長い大槻麻衣子先生と
コラボワークショップを開催すると知って参加しました。
ちなみに、ヒプノセラピーとは、「催眠療法」という日本語になります。
実は精神科などの領域で、ちゃんとした一つの療法として確立されているものなんですね。
ヒプノセラピー界の第一人者であり、
精神医学博士のブライアン・ワイス博士(米国の医学博士)が、
過去世をも見ていくことができることを、クライアントさんのカウンセリング中に気が付き、一つの療法として確立していったものが、前世療法(ヒプノセラピー)です。
前世や過去世(魂は、何度も肉体を変えて生まれ変わる、と言われています)で、
やりたかったことへの思い残しがあると、再度チャレンジしに生まれ直すのですが、
その思い残しを整理して、今生で何をするか明らかになるというもの。
ワイス博士の愛弟子にして、すでに15年ヒプノセラピーで開業されている、
大槻麻衣子先生にも会えるとなれば、信頼度も高く、迷うことなく参加しました。
当日は体験型ワークショップなので、
瞑想や、軽いヒプノセラピーの体験をして、
星と、過去世など関係あるところの話や、二人が出会ったシンクロニシティ、
いろいろなお話を聞きました。
ここへの参加がきっかけとなり、セドナのヒーラーさんに出会ったり、
ヒーリングの世界がとても身近なものになっていったのでした。
(その翌年に、「目が怖いから、何かしたら?」と言われる話に繋がっていきます)
続く