八ヶ岳ツアー(2018年晩秋)
1年ほど前から、ご縁を頂いている、湯河原にあるご縁の杜(魂のリトリート旅館)。
ご縁の杜さんが主催する、エネルギーあふれるスタッフさんたちと一緒に、二泊三日を過ごす八ヶ岳への旅にご一緒しました。
食べるものをみんなで作り、
夜は、五右衛門風のお風呂なので薪で炊いて、星空を眺め、
暖炉のそばで、歌を歌ったり。
日中は、そばの森を散策、小さな精霊さんに会いに行ったり。
ひとしきり、自分を満喫する時間。
ただただ感覚に身をゆだねる時間。
着いた日は、耳元で、「女性は、育てよ」
という、さらっとした声を聞きました。ささやきのようなさらっと。
わたしの信じる、女性の役割(というか、できてしまうこと)は、
何事も包み込み、受容しながら、その包まれた中で変態していくのを
手伝える力があるのだろう、と思っています。
しばらくして聞いたことですが、
実はその場所のオーナーさんは、女性の健康に関わるお仕事をなさっているとか。
そのオーナーのかたと、土地の精霊との思いが伝わってきたように思いました。
すてきな秋の時間でした。
また、2019年5月に三泊四日で開催されるそうですよ。
虫よけに、ドクダミを。
ドクダミ、お家のお庭にワサワサと生えていたりしませんか?
ドクダミは、実は”十薬”とも呼ばれるほど、薬効成分の多い薬草。
この花が咲いている季節は、花を咲かすエネルギーで、
生命力満タンなので、少し自然から分けてもらうとよいでしょう。
ドクダミチンキは、アルコールに付け込んだドクダミのエキスの事。
このチンキは、美肌水(化粧水代わり)にも、虫よけスプレーにも使えます。
[作り方]
①ドクダミを、摘む。(茎と葉っぱと花。根っこはなくてもいいけれど、使いたい場合は別の容器で漬け込みましょう。)
②茎と葉っぱ、花(花はなくても良い)を、半日ほど乾燥させる。
③容器を用意する。お勧めは、200~500mlの間のハチミツの瓶やジャムの瓶。
蓋が、しっかり閉まるものが良い。
④瓶に、ドクダミを満タンに入れて、その上からアルコールを注ぐ。
お勧めは、35度以上のウォッカ、または焼酎。
⑤2週間~2か月ほど、蓋をして漬ける。時々、上下に軽く振って混ぜる。
※時間の差は、エキスの濃さを見て、好きなところでストップ。
2か月以上つけっぱなしでも問題ないが、初心者には濃くて使いにくいかも。
⑥できたら、エキスを茶こしを通してろ過する。(葉っぱなどを取り除き、液体だけにする)ろ過した液体を再び、瓶で保存する。
[エキスの使い方]
①虫よけスプレー:エキス30ml + 精製水60~70ml (好みで精油で香り付け)
②美肌水:エキス10ml + 精製水 40ml お好みでホホバオイルか、グリセリンを10ml程度入れると、保湿効果が上がりますが、なくても大丈夫。
ドクダミは、肌を整えるだけでなく、老廃物を流していきますので、メラニンすらも流していきそうな勢い。美しい肌になれるかもしれませんよ!
わたしは、化粧水代わりにローズゼラニウム水を使っているのですが、この夏はドクダミ水を試してみようと思います。
日本国内産のアロマの香り(九州)
アロマテラピーは、もともとフランスのガットフォセ博士が創り出したもの。
つまり、フランスという、香水の国から輸入されてきた概念、自然療法。
では、日本ではどんなものがあるのか、、、
というと、もともと植物の種類が豊富な日本では、香りのする野草を薬として使っていた。ドクダミ、ゲンノショウコウ、ヨモギ、など。
でも、それらは香りではなくて、食して薬効を得るものだったわけです。
では、日本には香りをたのしむ文化がないのか、、、というと、
香道
という文化として、香りを燻らせて楽しむ方法がありました。
でも、香道も高貴な文化であり、流木から取れる香りを使うなどあまり一般化せず。
やはり、アロマテラピーのような、簡単な使い方がいいですし、
現代の忙しい時代にあっています、アロマテラピーという自然療法。
それでは、日本産の精油を探してみよう、、、と探し始めたら、九州にご縁ができました。
(1)大分県産 「六月八日」
林業さんが、森の豊かさを伝えたい、山と森を存続させるための本来の役割を伝えたい、という思いから生産を始めている「六月八日」ブランドの精油と、芳香蒸留水を作っている会社さんです。
主力製品は、ブレンド蒸留水「息吹」と「朝霧」。ヒノキ、スギ、クロモジのブレンドに、息吹は秘密の森の素材を加えたもの。朝霧は、そこに「ヤブニッケイ(和製シナモンの木)」の香りが加わっていますから、少し甘い匂いがします。
そしてわたしの一押しは、「ローズゼラニウム水」です。
こちらは、水が豊かな由布市の水源近くの畑で育てられた、ハーブの一種、ローズゼラニウムを蒸留してできた蒸留水です。女性的な優しいフローラルの香り、肌にやさしく、継続して使うと艶やかになっていくステキな蒸留水です。
ウェブサイト:六月八日の森
(2)佐賀県産 「KUSU」
以前、ビューティーワールドという美容製品の展示会へ参加したときに、出会った製品です。佐賀県のクスノキから香りを抽出しています。クスノキの香り成分は、防虫作用が強く、またクスノキと言え神社に多くご神木として残っていることからも、その力強さが分かると思います。そんなクスノキの良いところを、余すところなく日常使いに、引き出されているアロマ製品です。
ウェブサイト:KUSU HANDMADE – やさしい木、やさしい手、やさしい暮らし。
(3)宮崎県産 「Life Comfort」
福岡への旅へ行った時に、福岡三越で偶然、イベント販売しているところで出会いました。柑橘系中心の製品群、香りは甘すぎず優しくて、ずっと香らせても飽きない香りです。
ウェブサイト:LC宮崎
(4)鹿児島県産
こちらは開聞岳の麓にある、日本で初めてのハーブ農園です。
国内生産ですが、主には西洋種のハーブから取れる香りを生産、でも、日本の土壌で育つため、香りが海外から輸入される精油とは違って、やはり優しくほのかな香りを感じさせてくれるものです。
ウェブサイト:開聞山麓香料園 芳樟ガーデン
そのほか、長崎県産は蜂が作ってくれる天然「ミツロウ」をご紹介できそうです。
そして、熊本県産、福岡県産にまだ出会いがなくて。
様々な産業が盛んな地域なので、おそらく、製品が多すぎて出会えてないようで、
何に出会うか、楽しみなのです。
2018年の春分(占いサミットに出店)
神社やお寺で静かに一人いるときに考えます。
2018年の春分の日に、
エネルギー調整にお立ち寄りくださいませ。
アロマテラピーの使い方(不調を整える編)
時に、女性らしい不調、体が重いな~と感じるときはありませんか?
たとえば・・・
●女性特有の不調(生理痛、初期の更年期障害)
精油の中でも、花を主材料とするものは、だいたい女性ホルモンをサポートしてくれるような成分を含んでいます。やはり、花のエネルギーは女性性と関連が深いのですね。
ー ローズゼラニウム(草類のハーブの枝葉)
イライラ感、生理痛やむくみ、軽い筋肉痛や関節痛などをケアしてくれます。
個人的な使用感としては、生理痛が重めのときにキャリアオイルで希釈したもの
を20ml程用意して、1時間おきに、おなかに塗ることで痛み止め剤を服用せずに
過ごせました。
― ラベンダー
過度のストレス、緊張感や不安感、軽い偏頭痛、不眠、うつうつとした気分
を和らげる作用をする成分を含みます。
ラベンダーの花束(ドライでも生でも)を、一度、嗅いでみてください。
自然と脱力する感覚を味わうことができます。
ー クラリセージ
ちょっとした不安感や、生理痛、軽い頭痛、過度な運動量による筋肉痛など
むくみや詰まり感があるときに、体内の流れをスムーズにします。
ただし、かなり気が緩んでしまうので、オイル塗布などでの使用直後は、
車や重機の運転は避けましょう。
使用から数時間で、体外に出ていきます。
ー イランイラン
イライラ、うつ、冷え、幸福感や女性性を喜びに感じる、などの作用があります。
女性らしさ、フェロモンに近いと言われています。
また、東南アジアの文化習慣として、新婚さんをお祝いして、
寝室にイランイランの花を飾ったり、花弁を散らしたりするそうですよ。
ステキですね~♪
ー ネロリ(柑橘の花)、プチグレン(柑橘の葉)
不安感、うつ、不眠の方に優しく働きかけ、
日々連続した緊張感や、緊張から来る腹痛を和らげる作用があります。
そのほかにも、カモミール、ジャスミンも女性ホルモンにやさしく働きかけてくれて、鎮静作用のある成分も含まれていますので、好きな香りでしたら、オススメです。
ただし、全ての花の香りを混ぜてしまうと、かなり濃厚な、お花畑のような香りになりますので調合するときは2種類までですと、楽しめるかと思います。
あるいは、ローズマリーやペパーミント、スギ(杉)などと合わせると、
すっきりした香りの調合になると思います。
ハーブの香りのサポートで、こんな風に両手を広げたくなるかもしれません。
他にも、肌の不調(乾燥や脂性)や、集中力と緩和などを
テーマに書いてみますね。
また次回に、続きます。